●MA州でのTBテスト(ツベルクリン反応)について。
(HMJ mailing list に2000年5月6日に投稿・一部改変)

TBについては、大変な思いをする方が多いようです。病院・医学部に勤めると、この問題は多くの方が経験します。ぼくも陽性だったので、担当の医師といろいろ話しましたが、彼は、日本やアジア系の大人のツ反の陽性率が高いこともよく知っていて、理解してくれていましたが、予防投与は法律で決められたものだから、彼らのレベルではどうしようもないと話していました。ただ、実は35歳以上だと、INH による肝障害の頻度が高まるので、予防内服はしなくてもよいそうで、ぼく自身は免除してもらいました。歳を取っていて初めて得したことだったかも・・・ということで、一番安全なINH でもそれなりに副作用がありますし、他の薬には結構、恐ろしい副作用があります。それで内科医としての私見を書くと、いくら法律だからといって、百害あって一利無しのものを飲む必要はないと思います。多分血中濃度をはかるなんてことはしないでしょうから、INH だけもらって、飲んだことにして捨ててしまうのが、現状での一番、ベストな選択かもしれないと思います。これは違法行為かもしれませんので、堂々と書く内容ではないかもしれません。しかし、この点においては、この国の法律が不備なのであり、それを犯すことを勧めることは、ぼくの医師としての良心に背きませんので、あえて書きます。


●ITIN の申請、notarized copy の取り方
(HMJ mailing list に2001年5月22日に投稿・一部改変)

ITIN の申請は、郵送でもできます。その場合、
1.IRS のホームページから、W−7をダウンロードして印刷する2.パスポートのnotarized copy を取る。このnotarized copy については、  ご自分が口座を持っている銀行の適当な支店に行って頼むか、または、  大学・病院の事務に行けば、作ってくれます。(MGH、タフツの  どちらにもいました。)これは、コピーしたものに、エンボスを押して  サインしてくれるだけのことで、無料です。3.IRSに郵送する。
うちは、この方法で、昨年4週間ほどで受け取りました。
なおTax Return の提出は、もし、exempt で源泉徴収されていない場合は、昨年までは6月で大丈夫でしたが、通常は4月15日までなので、ITIN が必要な方は、そろそろ、手続きした方が良いと思います。


●購入した商品の返品について
(2001年7月10日にHMJ mailing list に投稿・一部改変)

(赤ちゃん用のお風呂を購入した方が)「ビニールもびりびりに破いて包装を取ってしまった上に、水入れてテストまでしてしまったので返品できない」と書かれたのに、対してのコメント。
その状況なら、「何のためらいもなく」、返品可能です!ただし、一般的には30日以内だと思うので、ちょっと手遅れかな?惜しかったですね。ここは、アメリカ、気に入らないものは、どんどん返しましょう。うちは、子供の買ったおもちゃを、アンパックして、中のシールとか貼ってしまって、一度、遊び始めた後に、考えていたものと違う動きをすることに気づき、返品しました。返品の理由は、「つまらない(boring)」って言ってました(私ではなく奥さんの方ですが・・・)。そのかわり、気をつけて買わないと、明らかに店でrestock した製品を買わされることも、よくあり、たまに部品が一部、なかったりします。もちろん、その時も、気楽に返品・交換できますが、とにかく買ったら、早めにいろいろ試してちゃんと部品が全部あって、まともに動くことを確認して下さい。カスタマーサービスに、いつも列ができているのは、そういう理由です。
#ある知人は、CDとかビデオとか、「返品不能」って書いてあるものでも、返していると聞きました・・・そこまでやるとやりすぎ・・・クーラーも、7月の末に買って、8月中旬に返す人が後をたたないので、「返品不能」の念書を書かされたりしました。それ以外は・・・何でも、気楽に返品です。


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