このサイトの作成にあたり、参考にさせて頂いた文献です。
また、それ以外の書籍も、紹介しています。
1.睡眠障害関連(教科書・一般書)
睡眠障害・臨床精神医学講座13巻
松下昌明 総編集、中山書店、1999年、30,000円
現在の日本では、多分最もまとまった睡眠障害の教科書でしょう。
不眠症と睡眠障害(上下2巻)新精神科選書6
睡眠障害の病態と治療の最前線
菱川泰夫、村崎光邦編集、診療新社、1999年、各2,900円
コンパクトなサイズで、よくまとまっているので、一般の医師向き。
睡眠のメカニズム
井上昌次郎、山本郁男編集、朝倉書店、1997年、3,300円
眠らない、眠れない・ドキュメント不眠相談室
中澤洋一、鳥居鎮夫編著、法研、1998年、1,300円
一般向けの本だが、医師にも読み応えがある。
巻末に睡眠専門外来のある病院の一覧あり。
睡眠と夢
ミッシェル・ジュヴェ著 北浜邦夫訳、紀伊国屋書店、2,300円
睡眠研究で有名な生理学者の書いた本です。
脳と睡眠 ブレインサイエンスシリーズ7
井上昌次郎著、共立出版、1991年、3,000円
やや古いですが、私はこの本を読んで睡眠研究をしたくなりました。
みなさんにもお勧めします。
2.概日周期(生物時計・生物リズム)関連、その他
生物時計のはなし・実験医学バイオサイエンスシリーズ
サーカディアンリズムと時計遺伝子
石田直理雄著、羊土社、2000年、3,200円
最近の「脳内時計」研究の進歩がわかりやすく書かれています。
脳と生物時計 ブレインサイエンスシリーズ5
中川八郎、永井克也著、共立出版、1991年、3,000円
脳の中の時計
川村浩著、日本放送協会出版、1991年、830円
向精神薬の化学
中山和彦著、星和書店、1991年、2,400円
3.英文の教科書
Sleep Medicine (Contemproray Neurology Series 53)
Michael S. Aldrich, Oxford Press, 1999, ISBN 0-19-512957-1, $120位
Compact な教科書ですが、非常によくまとまっています。お勧め。
Principles and Practice of Sleep Medicine (3rd Edition)
Kryger, Roth, Dement, Saunders, 2000, ISBN 0-7216-7670-7, $200位
1989年に初版、2000年には3版の出た教科書 1300 ページに及ぶ。
もっとも権威ある教科書。辞書的に使える。専門家向け。
Sleep Disorders Medicine (2nd Edition)
Sudhansu Chokroverty Ed., Butterworth Heinemann (Elsevier) 1999, $180位
分厚い(781p)教科書で、網羅的。専門家向け。しっかり勉強したい方にはベスト。
日本の教科書にはあまり出てこない基礎研究についても、かなり詳しい記述
特に遺伝的な病気の記載はしっかりしています。(知人が書いています)
Clinical Companion to Sleep Disorders Medicine Second Edition
Sudhansu Chokroverty Ed., Butterworth Heinemann (Elsevier) 1999, $180位
上述の教科書の抜粋を、paperback にしたマニュアル本
睡眠障害を専門にしない医師が、臨床の場でちょっと調べるために使える
しかし教科書の抜粋なので、ちゃんと基礎から書いてある。値段も手頃