●高速鉄道 Acela について
(HMJ mailing list に2000年12月13日に投稿・一部改変)

ボストン・グローブに、NYのタイムズスクエアのホテルから、ボストンのPost Office Square まで、Acela と、飛行機のシャトルで、二人の記者が競争したという記事が出ていました。7時30分に同時にホテルを出て、結果は、

     シャトル    アセラ
到着時間 11時45分  11時47分
値段   115ドル   120ドル
総額   168ドル?  125ドル(タクシーなど含む)

だったそうです。でも、飛行機って、飛行時間30分位なので、変だと思ったら、この日(アセラの営業が始まった日)は霧で、8時30分のシャトルがキャンセル!だったという落ちです・・・でも、乗り心地はよいらしい。

それにしても東京ー名古屋の距離を、なんで3時間以上かかるのでしょう。 同僚に、日本の新幹線は、「平均」で150mphくらいなんだと、話したら、感心していました。(東京ー名古屋は、400km弱、のぞみ1時間半です)


●Matt Damon の映画
(HMJ mailing list に2001年1月28日に投稿・一部改変)

数年前の映画でGrisham の原作で、Matt Damon 主演のRain Maker という映画があります。これを見ると、アメリカ人のHMO に対するイメージが、よくわかって、とても面白いですよ。クレーム対処マニュアルの話とか、実際にありそうです。
また、これはほとんどの方がご存知と思いますが、Matt Damon は、もともとボストン出身(少なくとも大学は)で、アカデミー賞もとったGood Will Hunting という映画を、ボストンに来てから見直すと、コミュニティカレッジなどが身近に感じられていいですよ。まだの方は、どちらの映画もお勧めです。


●アーノルド植物園のライラック・サンデー
(HMJ mailing list に2001年5月8日に投稿・一部改変)

今週の日曜日は、アーノルド植物園のライラック・サンデーです。
http://www.arboretum.harvard.edu/main.htm
この日は、園内に屋台がいっぱい出て、ライラックの苗木の販売や、ダンス・コンテスト?なども行われ、にぎやかです。天気がまだ?ですが、大きくは崩れ無さそうなので、雨が降らなければ、うちは一家でお弁当を持ってピクニックに行こうと思っています。普段はピクニックは禁止なのだそうですが、この日はOKです。なお、入場は無料、駐車場がないので、園の周囲の道が全部停められますが、この日は、結構混むので、裏側の方でないと、停めにくいかもしれません。また、植物園そのものを楽しむには、他の日の方が空いていて、かえって良いかもしれません。そばにフランクリン動物園などもある気持ちの良いところです。


●ナイアガラまでの飛行機
(HMJ mailing list に2001年6月26日に投稿・一部改変)

夏・秋にナイアガラへでかける方が多いと思いますが、車だと遠いなと思う方は、ベッドフォード(ベルモントからだと北に車で15分でローガンより近いくらい)からの飛行機がお勧めです。プロペラ機ですが、1日3−5往復、飛んでいて、21日前までに予約すると、往復128ドルです。昨年(2000年)は、トロントにも飛んでいたのですが、今年からバッファローだけになっています。空港でレンタカーを借りて、ナイアガラまでは1時間かかりません。時間などは下記参照。
http://www.shuttleamerica.com
この空港が良いのは、小さいので、駐車場が無料、駐車場から、乗り場まですぐで、この会社しか使っていないので(反対側は空軍の基地で、飛行船がよくいます)気楽な所ですね。128号線から、すぐです。飛行機は、プロペラ機ですが、ジェット並の性能(時速500km)だそうで、快適でした。
http://www.travelocity.com
などでも、BED (Bedford) => BUF (Buffalo) で予約できます。


●ジミー・ファンドとベーブ・ルース(バンビーノ)の呪い
(HMJ mailing list に2001年7月12日に投稿・一部改変)

ジミー・ファンドと、ベーブ・ルース(バンビーノ)の呪いの逸話は、ボストニアンの必須科目ですね!どちらも、詳細が、上に紹介した李先生の本に出ています。
一応、簡単に紹介すると、1948年にラジオの人気番組の司会者が、チルドレンズ・ホスピタルで癌の治療中の子供の部屋にインタビューに行き、「君は何が好き?野球?だったらボストン・ブレーブスは好きでしょう?誰が好きなの?」と問いかけ、それに続いて、彼の好きな人気選手や監督などチーム一同が、彼を見舞ったというエピソードです。そのあと、小児癌の撲滅のための寄付を募ったところ、寄付が殺到して、それが資金となり、1952年にDFCIが建てられたということです。当時は、アメリカでも子供への癌告知は行われていなくて、ジミーは偽名でしたし、まだ癌が治ることはまれな時代でした。そのため、彼は多分死んだんだろうと言われていたのですが、1998年、放送から50年目に、元気で生きていた本物の「ジミー」が名乗り出て、当時もらったブレーブスのTシャツをフェンウェイで公開したそうで、感動的な出来事だったようです。その後も、ジミーファンドの寄付は、毎年募集され、その時期になると、映画館で帽子を回したりもしていたそうです。
ベーブ・ルースの方は、1919年にレッドソックスが、ヤンキースにベーブ・ルースを売り飛ばして以来、ワールドシリーズで優勝できないという「呪い」です。ソックスは、1901-1918 までの間に、5回も優勝しているのに、その後、優勝はなく、逆にヤンキースは、その後、25回?も優勝しています。ボストン子が、ヤンキース戦がある毎に、Yankees suck! と叫ぶわけです。ベーブ・ルースも癌で亡くなりましたが、初期の葉酸拮抗剤の治験の著効例なのだそうです。
でも、今年は、呪いが解けたという噂があります!ソックスファンのDJが、呪いの解き方をモンゴル(??)の僧に習って、それに従って、エベレストの頂上にソックスの帽子を置いてきてもらったそうだからです。ところが、これまた余談があり、彼は、その時についでに、ヤンキースの帽子を頂上で燃やさせたんだそうです。当然、ニューヨークっ子は、怒りまくってますよね。さあ、後半戦は、いったいどうなるんでしょうか?(^_^)


●タングルウッド音楽祭の時の宿泊 2000年7月

Tanglewoodに7月の土曜日に行きましたが、インターネットやガイドブックに出ているホテルやモーテルは、軒並み満室でした。しかし実際には、すぐ近くにも、空きのある普通のモーテルは結構、たくさんありました。またNY州側は穴場で、うちは、タングルウッドから15分くらいのリゾート地区にあるGregory House という宿に泊まりましたが、ここは、1800年代に建てられたビクトリアン調のお屋敷の1階をレストラン、2階以上を宿泊できるようにしてあり、食事も美味しく、庭にはプールもあり、部屋には、骨董品的なベッド(4 posters)が備えられていて、とても良かったです。 ついでにAlbany観光もしましたが、こじんまりした丘にあるEmpireStatePlazaは一見の価値があります。足を伸ばして良かったです。


●ボストンの市内観光のお勧めスポット

ぼくはいつもJohnF.KennedyLibraryを勧めます。地下鉄のAndrewの駅からシャトルに乗らなければいけないので、やや地の利が悪いのですが、建物と、景色の良さ(海越えのボストンの町がとてもきれい)がお勧めですね。そして、ぼくもほとんど知らなかったのですが、なぜボストンの人が、みんなケネディーのファンなのかがよくわかる展示がされていて面白いです。ただ、20代の人よりは、われわれのような30代以上の世代に、よりうけるのでしょうが・・・

また、このJFKライブラリーとボストン美術館、水族館、JohnHancockTower展望室、イザベラ・ガードナー美術館などの入場券をセットにしCitiPass というのは、2−3日滞在する方ならお勧めです。空港や駅のiでも売っているし、各施設の入場券売場でもたいてい売っていますので、最初に行く所で買えばいいです。


●海水浴・プールについて。

ボストンは緯度が高いので、海水温が低く(日本人が)泳ぐのには不適な海岸が多いが、海水温のピークは9月になるので、8月の後半の方が、暑い日があれば、海水浴には適しています。South Bostonの海岸は、水が温かいという意味ではお勧めです。特に、Castle IslandのPleasure Bayは、ぐるりと回りを囲まれていて、外海と一部でしかつながっていないので、水が温かいですし、それでも、水は結構きれいです。Quincyまで行くと、かえって汚いようですね。Revereなど、外海と面しているところは、一番水温が上がっても多分22ー23度位なので、やっぱり冷たいですよね。また淡水の湖ですが、コンコードのWaldenpondは良いです。日本にいる時は淡水の湖で泳ぐのは、なんとなく回りの排水が流れ込むような気がして抵抗があり、海の方が好きでしたが、ここは、回りに家も一軒もなく、水はとても澄んでいて、それほど冷たくないです。結構、混んでいましたが・・・あと、やや遠いところが多いですが、N.H.のWater Country, Agawan(SpringField)のSixFlagsは、どちらもよかったです。

また、是非、郊外にも足をのばして下さい。Plymouth,Salemは定番ですが、どちらもいいですし、バスや、電車で簡単に行けます。特にプリマスの蝋人形博物館(WaxMuseum)は、ピルグリムの歴史を簡単に勉強できて面白いです。メイフラワー2から徒歩5分です。


●夜景の素敵なレストラン

接待などでしたら、ファニュエルホールの近くにTheBayTowerというガラス張りのビルがあり、その33階に、TheBayTowerRoomというレストランがあります。(60StateSt.電話723-1666)メニューは、普通のレストランで、お肉やシーフードですが、とにかく眺めがばつぐんによいです。ボストンの港の風景がよく見えるのですが、この店は、33階と34階がふきぬけになっていて、高さが2階分以上ある大きな窓を通してみるので、John Hancock Towerとか、Prudential Towerから見る景色などとは、おもむきが異なり、うまく説明できませんが、とにかく綺麗で、迫力があるので、絶対に喜ばれると思います。ただし、高い料理だと、1dish$30程度しますし、ネクタイまでは不要ですが、Tシャツ、ジーパンだと、だめなようです。予約もした方が無難です。また、この店は上階がバーになっていて、お酒を飲むことだけもできるので、食後に、ちょっと寄ってカクテルを飲むのだけでも、最高の気分を味わえます。

あと、これは有名なのでガイドブックにもたくさん出ていますが、同じくファニュエルホールの近くにユニオンオイスターハウスというアメリカで一番古いと銘打っている店もあります。こちらは、値段も手頃で、話のネタには良い店と思います。


●安いホテル

Copley Placeのそばにある、John Hancock Conference Center (T:617-572-7700, F:617-572-7709)はお勧めです。名前の通り、ガラス張りののっぽビル、John Hancock Towerの裏にあり、この会社(保険会社です)の会議・宿泊施設になっているようです。しかし、一般の人でも泊まれて、値段も手頃で、ちゃんとしたビジネスホテルです。また、宿泊すると、John Hancock Towerの展望室への入場券が無料でもらえます(案内には書いていませんが、フロントで頼めばもらえます)



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